五感で酔いしれる有田の夕べ ~「有田”器・酒・音”を楽しむ会」~
2025年10月26日(日)、九州陶磁文化館にて「LiveS Beyond II」第6弾となるエフエム佐賀公開録音イベントを開催。第一部は、十四代今泉今右衛門氏、十五代酒井田柿右衛門氏らをお迎えし、「使う器」としての有田焼の魅力を語り合う、またとない豪華なクロストークが実現しました。
続く第二部では、故青木龍山氏ゆかりのアコーディオンを新井武人氏が演奏し、その哀愁ある音色に包まれながらの特別な鑑賞会となりました。 特筆すべきは、参加者の皆様にお楽しみいただいた「食と酒」の体験です。本イベントのために用意された「特注のぐい呑み」で味わう佐賀の日本酒と、それに寄り添う美味しいお料理のマリアージュは格別で、会場は至福のひとときに満たされました。
器の美、酒の味、そして音楽。まさに五感すべてで有田の文化を堪能する素晴らしい一夜となりました。
佐賀県立九州陶磁文化館所蔵(碗類は柴田夫妻コレクション)
エフエム佐賀公開録音
有田”器・酒・音”を楽しむ会
県内の様々な場所で新たな文化シーンの創出にチャレンジする文化芸術祭“LiveS Beyond II”の第6弾として、エフエム佐賀の公開録音「有田“器・酒・音”を楽しむ会」を、九州陶磁文化館開館45周年記念特別企画展「初期伊万里ビッグバン」の会期中に下記のとおり開催します。
第一部では、十四代今泉今右衛門氏、十五代酒井田柿右衛門氏をお招きし、九州陶磁文化館館長、有田町長の4名による「有田焼の魅力~使う器として~」をテーマにクロストーク〔佐賀県アーツコミッション令和7年度第2回文化講演会〕を行います。第二部では、有田焼の酒器で、佐賀酒を味わいながら、新井武人氏が奏でる故青木龍山氏由縁のアコーディオンの音色を楽しむ鑑賞会を行います。“器・酒・音”、五感で有田をご堪能ください。なお、当日の模様は、エフエム佐賀にて後日30分の特別番組として放送されます。
日時:令和7年10月26日(日)
開場15時30分 終了19時00分
会場:九州陶磁文化館
(佐賀県西松浦郡有田町戸杓乙3100-1)
定員:100名
参加費:3,500円(「初期伊万里ビッグバン」観覧券 、特注ぐいのみ、お酒、おつまみ付)
参加ご希望の方はエフエム佐賀のホームページからご応募下さい。当選者発表はハガキの発送をもって代えさせていただきます。
東京大学総合研究博物館 客員教授
アコーディオン奏者 新井 武人
有田焼の酒器で佐賀酒を堪能しながら、故青木龍山氏由縁のアコーディオン演奏をお楽しみください。
冷酒提供/宗政酒造(宗政)、松尾酒造場(宮の松)
お酒を提供するイベントなので、飲酒される方は車での来場をご遠慮ください。